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隠れたお大師さまの足跡
場    所 徳島県小松島市田野町字中須139
ナビ N33°58′44″  E134°35′07″     地図はこちら
番外霊場 紫雲山 釈迦庵 

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資料提供  小松島市
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 釈迦庵は釈迦寺谷にある庵で庭には仏足石がある。仏足石というのは釈迦が入滅した時に残したという足形を石面に刻んだもの、インドには古くからこれを礼拝する習慣があり、西域から唐を経て奈良朝時代に伝わって各地で模刻された。奈良の薬師寺にあるものは百済から伝来したものであると伝えられている。諸大寺には所々見受けられるが本県では珍しいようである。今は信仰の目標になっていないが、長く保存したいものである。またこの庵には黄金仏縁記の刻木がある。
大要は次のとおりである。

 勝浦郡新居見村に磯右衛門という人がいた。家の付近にまわり一丈ほどの楠の株があったからこれを掘っていると、享和2年に釈迦の誕生の金仏を得た。もとこの地に清浄寺があったので、この仏像が埋まれていたのであろうといわれ、文化6年釈迦庵に納めた。高さ二寸八分、目方二十八匁二分あったがいつの間にか紛失して現存していない。筆者が市外の文化財保護委員の某氏から聞くところによると、奈良のある有力者の手に収まっているという。

 また金剛界と胎蔵界の大曼陀羅が二幅あるがいずれも幅4.5メートル長さ5.4メートルに及ぶものである。一幅は小松島農協に、一幅は小松島の地蔵寺に保存されている。